Blogスタッフブログ
HOME > スタッフブログ > 回遊動線について。
2025-02-04

回遊動線について。

本日の題材は『回遊動線』についてです。

回遊動線ってよく聞くけど、どんなものか想像ってなかなかつきにくいですよね(;’∀’)

なので、この投稿で知っていただける機会になればと思います(*^_^*)

ぜひ、最後までご覧ください♪

回遊動線とは!

回遊動線とは、家の中を移動する際に、行き止まりがなく、ぐるりと回って移動できる動線のことです。一般的な間取りでは、部屋や廊下の突き当りまで行ったら引き返す動線になっているのに対し、回遊動線は、家の中を回遊するように移動できるため、様々なメリットがあります。

回遊動線のメリット

  • 家事効率の向上: 洗濯、料理、掃除などの家事を行う際に、回遊動線を利用することで、移動距離を短縮し、効率的に家事をこなすことができます。例えば、キッチンから洗面所、洗濯物を干す場所へとスムーズに移動できる動線は、家事の負担を軽減します。
  • 家族間のコミュニケーションの促進: 回遊動線は、家族が自然と顔を合わせる機会を増やし、コミュニケーションを促進します。例えば、リビングを通ってキッチンへ行く動線は、家族が会話をしながら移動することを可能にします。
  • 開放感のある空間: 回遊動線は、家全体を一つの大きな空間として感じさせ、開放感を演出します。廊下や行き止まりを減らすことで、空間を有効活用し、広々とした印象を与えることができます。
  • 多様な生活スタイルへの対応: 回遊動線は、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、柔軟に対応できます。例えば、子供が成長した際には、子供部屋からリビングへ直接アクセスできる動線を作ったり、高齢になった際には、移動しやすいように回遊動線を調整したりすることができます。

回遊動線のデメリット

  • 広いスペースが必要: 回遊動線を確保するためには、ある程度の広さが必要です。そのため、狭い住宅では、回遊動線を設けることが難しい場合があります。
  • デッドスペースの発生: 回遊動線を設けることで、壁や廊下が減り、デッドスペースが生まれる可能性があります。このスペースを有効活用するためには、家具の配置や収納方法を工夫する必要があります。
  • プライバシーの確保: 回遊動線は、家族間のコミュニケーションを促進する一方で、プライバシーを確保しにくい場合があります。寝室や書斎など、プライベートな空間を確保するためには、間取りの工夫が必要です。

回遊動線考える際のポイント

  • 生活動線を考慮する: 家事や移動の際の動線を考慮し、無駄のない回遊動線を設計しましょう。
  • 部屋の配置を工夫する: 各部屋のつながりを意識し、回遊しやすい配置を考えましょう。
  • 収納スペースを確保する: デッドスペースを有効活用するために、収納スペースを確保しましょう。
  • プライバシーを確保する: 寝室や書斎など、プライベートな空間を確保しましょう

 

回遊動線は、家事効率を向上させたり、家族間のコミュニケーションを促進したり、開放感のある空間を作ったりするために有効な設計です。しかし、家の広さや間取り、家族構成、ライフスタイルによって、最適な回遊動線は異なります。

一般的に、以下のような場所に回遊動線を作るのがおすすめです。

  • 水回り

キッチン、洗面所、脱衣所、浴室などを回遊動線でつなぐと、洗濯や料理などの家事効率が向上します。例えば、キッチンで調理をしながら、洗濯機を回したり、浴室の様子を見に行ったりすることができます。

  • リビング・ダイニング

リビング・ダイニングを中心に回遊動線を作ると、家族が自然と集まりやすくなり、コミュニケーションが促進されます。例えば、リビングで遊んでいる子供たちに声をかけながら、ダイニングで食事の準備をしたり、キッチンで洗い物をしながら、リビングでくつろぐ家族と会話したりすることができます。

  • 玄関・廊下

玄関から各部屋へスムーズに移動できる回遊動線を作ると、外出時や帰宅時の動線が快適になります。例えば、玄関からリビングへ直接入ったり、洗面所で手洗いを済ませてから部屋へ行ったりすることができます。

これらの場所以外にも、書斎や子供部屋、寝室など、家族のライフスタイルに合わせて回遊動線を設けることができます。

回遊動線を考える際には、以下の点に注意しましょう。

  • 通路幅: 十分な通路幅を確保することで、スムーズな移動を妨げません。
  • 収納スペース: 回遊動線上に収納スペースを設けることで、空間を有効活用できます。
  • 採光・通風: 回遊動線に沿って窓を設けることで、採光や通風を確保できます。
  • プライバシー: 回遊動線がプライベートな空間を通り過ぎる場合は、目隠しを設けるなどの配慮が必要です。

 

回遊動線を上手に取り入れることで、快適で暮らしやすい住まいに!

 

 

 

 

 

 

 

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

  • 無料相談
  • 資料請求
  • お問合せ
Copyright©cocoiro house. All Rights Reserved.