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2025-04-23

玄関ドアの選び方

 

新築住宅を計画する際、外観や間取りに目が行きがちですが、毎日使う「玄関ドア」も暮らしやすさと家の印象を左右する重要な要素です。

防犯性、断熱性、使いやすさ、デザイン性など、玄関ドアには考えるべきポイントがたくさんあります。

今回は、玄関ドアの基本的な種類から、開き方の違い、素材や性能の選び方まで、新築にぴったりの玄関ドア選びをわかりやすく解説します。

 

玄関ドアの種類

まずは、玄関ドアの主な種類についてです。

①親子ドア

メインの扉(親扉)と、補助的な扉(子扉)がセットになっているタイプです。普段は親扉だけを使用し、大きな荷物の搬入時などに子扉も開けることで、広く使えます。一般的な住宅でよく採用されるスタイルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

②片開きドア

1枚のドアが左右どちらかに開く、シンプルなスタイル。コンパクトな玄関に適しており、コストも抑えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

③両開きドア

左右2枚の扉が中心から開くタイプ。高級感があり、開口部も広く取れますが、スペースが必要なため広めの玄関向きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④引戸(引き戸)

横にスライドして開閉するスタイル。和風住宅やバリアフリー住宅に人気で、開閉時にスペースを取らないため動線がスムーズ。近年では洋風デザインの引戸も増えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開き戸と引戸の違いと選び方

【開き戸のメリット

  • 気密性が高く、断熱性・防音性に優れる
  • デザインの種類が豊富
  • 防犯性能が高いタイプが多い

【開き戸のデメリット

  • 開けるために前方のスペースが必要
  • バリアフリー面では少し不便な場合も

【引戸のメリット

  • 前後のスペースを取らずに開閉できる
  • 車椅子やベビーカーでもスムーズな出入りが可能
  • 風でバタンと閉まる心配が少ない

【引戸のデメリット

  • 開き戸に比べて気密性や断熱性がやや劣ることも
  • 防犯面でやや注意が必要(補助錠の設置などで対応)

素材で選ぶ:アルミ?木製?複合素材?

玄関ドアの素材も重要な選定ポイント!

  • アルミ製

軽くて耐久性があり、サビにも強いためメンテナンスが楽。多くの既製品がアルミ製で、コストパフォーマンスにも優れています。

  • 木製

自然な風合いが魅力で、重厚感と高級感があります。ただし、雨や湿気には注意が必要で、定期的なメンテナンスが必要になりそう。

  • 複合素材(アルミ+断熱材など)

断熱性能に優れ、外観と機能のバランスが取れた素材。近年の主流で、多くの住宅で採用されています。

性能で選ぶ:断熱・防犯・通風機能

断熱性能

断熱材が入ったドアや、複層ガラス入りの採光窓付きタイプなどを選ぶと、室内の温度を一定に保ちやすく、冷暖房効率もアップ。ZEH住宅や省エネ住宅にも最適です。

防犯性能

ピッキング防止機能のあるディンプルキーや、2ロック仕様、防犯センサー付きのドアも人気。玄関は侵入経路になりやすいため、しっかり対策しましょう。

通風機能

ドアを閉めたままでも風を通せる「通風タイプ」の玄関ドアもあります。特に湿気がこもりやすい玄関にはおすすめです。

デザインで選ぶ:家全体の雰囲気に合わせて

玄関ドアは、家のとも言える存在です。外観デザインとの調和を考えて、カラーやデザインを選ぶことが大切です。

ナチュラルテイストなら木目調、モダン住宅にはスタイリッシュなブラックやグレーが合いそうです。

また、採光窓があると玄関内が明るくなり、印象も変わりますよ。

まとめ

玄関ドア選びは、「見た目」だけでなく「機能性」「防犯性」「使いやすさ」など多方面からの検討が必要です。

家族構成やライフスタイル、家のデザインに合ったドアを選ぶことで、日々の暮らしがもっと快適になります。

 

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