後悔しない洗面台選び

毎日使う場所だからこそ、デザイン性はもちろん、使い勝手や機能性も重視したい洗面台。
今回は、洗面台の種類とそれぞれの特徴、そしてどんな方におすすめかをご紹介します。後悔しない洗面台選びの参考にしてください♪
1. 洗面台の種類と特徴
洗面台は大きく分けて、以下の4つのタイプがあります。それぞれの特徴を知り、ご自身のライフスタイルに合ったものを見つけましょう。
1-1. 洗面器型
洗面器型は、最低限の構成からなるもっともシンプルな洗面台です。
- 特徴:
- 省スペースを意識したデザインで、主に洗面ボウルと水栓のみのシンプルな構成です。
- 独立した洗面台として使われる場合は、鏡などがセットになることもあります。
- こんな人におすすめ:
- トイレや廊下、玄関などの限られたスペースに設置したい方。
- 手洗いなど、シンプルな用途で洗面台を使いたい方。
- デザインよりも省スペースを優先したい方。
1-2. ユニット洗面化粧台
ユニット洗面化粧台は、洗面ボウル・水栓・鏡・カウンター・収納などが一体になって設計されている洗面台です。
- 特徴:
- 設置が比較的簡単でありながら、デザインに統一感があり、機能も豊富なのが特徴です。
- メーカーが多様なサイズやデザイン、機能のバリエーションを展開しており、選びやすいのも魅力です。
- こんな人におすすめ:
- コストを抑えつつ、機能性も重視したい方。
- 収納スペースをしっかり確保したい方。
- デザインに統一感を求める方。
1-3. システム洗面化粧台
システム洗面化粧台は、ユニット洗面化粧台から対応設備やサイズの選択肢をさらに広げたタイプの洗面台です。
- 特徴:
- 洗面ボウル・水栓・鏡・カウンターなどの設備や複数箇所の収納を、その組み合わせや配置をカスタマイズ可能です。
- デザインの自由度が非常に高く、既製品の組み合わせでありながら、オリジナリティを出すことができます。
- こんな人におすすめ:
- ある程度のカスタマイズ性やデザイン性を重視したい方。
- 既製品の範囲内で、空間に合わせた最適な洗面台を選びたい方。
- ユニットタイプでは物足りないが、造作ほど予算をかけたくない方。
1-4. 造作洗面化粧台
造作とはすなわちオーダーメイドのことです。造作洗面化粧台は、他の3タイプのように設備やサイズを規定のパターンから選ぶのではなく、自由なサイズや構成で作れる洗面台です。
- 特徴:
- 例えば、洗面ボウルだけ海外メーカーの高級なものを取り寄せて設置したり、規格にはないサイズの空間にもぴったりはまるカウンターを作ったり、こだわりの色や素材で仕上げることができます。
- 完全にゼロから作るため、デザインの自由度は無限大です。
- こんな人におすすめ:
- 世界に一つだけのオリジナルな洗面台を作りたい方。
- 素材感や手作りの温かみを重視したい方。
- 空間に合わせた唯一無二のデザインを追求したい方。
- 予算や工期に余裕があり、細部までこだわりたい方。
2-2. 単身・カップル向け:スペースとデザインを重視
単身者やカップルの場合、洗面台は空間のスタイルを大きく左右する家具の一つです。
- コンパクトなデザイン: スペースが限られていることが多いので、壁に取り付けるタイプやコンパクトなデザインを選ぶと良いでしょう。
- インテリア性: 機能性を保ちつつも、インテリアとしての美しさを兼ね備えた洗面台は、日常の使い心地だけでなく、空間の雰囲気作りにも寄与します。お気に入りのデザインを選んで、おしゃれな空間を演出しましょう。
2-3. シニア向け:使いやすさと安全性を考慮
年を重ねると、洗面台を使用する際の安全性や使いやすさが特に重要になってきます。
- 安全な床材: 滑りにくい素材の床材を選ぶと、転倒のリスクを減らせます。
- 使いやすい収納: 安定した取っ手がついたキャビネットや、かがまずに使えるオープンタイプの下台などがおすすめです。
- 操作しやすい水栓: 水栓は、温度調節が簡単にできるタイプや、レバーハンドル式のものを選ぶと、手元での操作が楽になります。自動水栓も衛生的で便利です。
まとめ
洗面台は、一日の始まりと終わりを過ごす大切な空間です。今回ご紹介したポイントを参考に、ご自身のライフスタイルや理想の暮らしに合わせて、最適な洗面台を選んでくださいね。あまり多機能すぎるものを選ぶとあとで持て余すこともあるので、ご自身の洗面台の使い方をしっかり把握して決めましょう。
色んなタイプの洗面台があるので、先々のライフプランも考えて検討しましょう!ショールームで実際に見て触れてみるのもおすすめです。
素敵な洗面空間で、毎日の生活がより豊かになりますよ